競売よりも短期間で解決
任意売却をおこなうメリットの中でもかなり大きなメリットと
言われているのが売却までにかかる期間が短いということです。
もし、任意売却ではなく競売にかかることになったとしましょう。
そうすると競売は裁判所においていくつかの法的手続きが必要となりますから、その分期間が必要になってきます。
通常、競売差し押さえの申し立てがなされてから期間入札の開札日までは、
だいたい早くても半年から8ヶ月ほどの時間が必要になると言われています。
役所のすることだから仕方がないこととは言え、もうすでにおカネに余裕がなく、住宅ローンを
支払えなくなってしまった者にとって、半年から8ヶ月はあまりにも長い期間と言えるでしょう。
一方、任意売却であれば法的な手続きが不要ですから、購入希望者が、
いつ現れるのかということをちょっとおいておけば、競売よりも短い期間で売却する確立が高くなります。
住宅ローンの返済が滞っているということは、
金利だけではなく遅延損害金も払わなくてはならなくなります。
そのため物件がなかなか売れなければ余分なおカネが必要になってしまうのです。
このような理由から売却までの時間が短い任意売却の方がメリットが大きいと言えるのです。